Local & Trade News | Aug 05, 2025

DKSH、JAIMAサマーサイエンススクール2025で中高生を対象に食品アレルゲン検査の実習を実施   ~「科学が暮らしを守る」ことを体験から学ぶ~

DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 靖夫)は、日本科学未来館で開催された「JAIMAサマーサイエンススクール2025」に参加しました。今回の実習は、当社のテクノロジー事業部門 科学機器部による取り組みの一環として行われ、食品アレルゲン検査をテーマにした体験型プログラムを通じて、中高生に科学技術の社会的役割を紹介しました。  




「JAIMAサマーサイエンススクール2025」は、一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)が主催する教育プログラムであり、最新の分析機器を実際に操作できる体験の場を提供しています。このプログラムは、若い世代の科学技術への関心を育むことを目的として、毎年開催されています。DKSHは、協力企業16社の一社として参加し、実習を通じて貴重な学びの機会を提供いたしました。
  
  
■「食の安全」をテーマに、実践的な科学体験を提供 
 

 DKSHは、食品検査技術に関する体験型セッションを実施しました 。学生は、体験プログラムを通して、食品中に含まれる微量のアレルゲンDNAを迅速かつ高感度に検出できるリアルタイムPCR装置と、結果を簡便に読み取るラテラルフローリーダーを使用し、検体の準備から測定、結果の確認まで一連の工程を体験しました。 
 
本プログラムは、身近でありながら社会性の高い「食の安全」というテーマを通じて、科学技術が人々の健康や安全を支えていることを実感してもらい、科学と社会のつながりをより深く理解することを狙いとしています。 
 
 
■ 学生の興味・関心が広がる貴重な学びの場に 
 

実習後に実施された「受講生・企業交流タイム」では、参加した学生がDKSHのブースに再訪し、装置の仕組みや測定結果について積極的に質問をする様子が見られました。さらに、他のプログラムに参加していた学生からも「食品アレルゲン検査を体験してみたい」という声が上がり、科学技術への関心の高さが伺えました。 
  
DKSHは、今後も分析機器を活用した教育支援や産学連携を通じて、科学技術の社会的価値を伝える取り組みを継続してまいります。未来を担う若い世代が、科学の力を実体験を通して学び、社会とのつながりを深める機会を創出していきます。こうした活動は、事業を展開する各市場にポジティヴな変化をもたらし、人々の暮らしを豊かにするというDKSHのパーパスを体現するとともに、持続可能性を核とした企業価値の向上にも寄与するものです。 


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