アジアにおけるビジネスの成長を目指す企業を対象としたマーケットエクスパンションサービスの提供で世界をリードするDKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 靖夫)は、テクノロジー事業部門が販売代理店をつとめる米国バーティブ社の SMARTCABINET™-ECO の日本での販売を開始しました。
SMARTCABINET™-ECO は、さまざまな用途で広がりを見せるエッジ型アプリケーションの展開を、専用のインフラ設備を用意するコストと時間をかけることなく迅速に行うことができ、事業者や管理者が必要とする以下の要求に応えます。
• 経済性: 従来のサーバルームの設計構築や空調が不要なため、大幅にインフラ導入コストを削減
• シンプル: 既存インフラを最大限に活用し、追加工事を行うことなく、導入後すぐに運用開始が可能
• 管理性: 管理者が不在のローカルオフィス等でも、リモートでリアルタイムな集中統合監視・管理が可能
また、SMARTCABINET™-ECO には次の特長があります。
• ITインフラを集約したインテリジェントラック
冷却 + 電源 + UPS + ラックPDU + 監視 + セキュリティをオールインワンで提供
• ECOモード搭載冷却ユニット
最大3kWを冷却(室外機不要)、空調が効いている室内ではファンのみでの運用になり、消費電力と騒音を低減(ECOモード)
• パワーマネージメントユニット
ACおよびDC電源を供給、Cクラス耐サージ性能、PDU、空調機、監視システムへの電源供給と制御
• UPS(無停電電源装置)
6kVAの容量でクリーンな電源を供給、停電時10分間3KW給電(空調含む)でシステムを保護
• インテリジェントラックPDU
搭載機器への電源供給、電力使用量の計測と出力コンセントのON/OFFをリモートで制御可能
• 集中監視
ローカルでの9インチLCD操作に加え、遠隔地よりラック内システムを一元的に監視、管理
主要搭載部品
ECOファン
室内の空調が作動している場合は外気を取り込み内部温度を設定値に保ち、温度上昇があった場合のみ空調を自動で作動(ECOモード)
LEDライト
ドアの開閉やシステムのステータスで変化する3色のLEDライト、LCD操作パネルやWeb GUIでも制御が可能
電源管理ユニット(PMU)
冷却ユニット、PDU、UPSのMCBとなる他、SMARTCABINET™
ソリューションの耐サージ保護を提供
LCD操作パネル
インタラクティブな9インチ
タッチ式LCDディスプレイで電力、空調、環境、セキュリティ、エコシステムを一元的に監視・管理、リモートからWeb GUIでも操作・監視が可能
集中管理用アプライアンス (RDU-M) との連携
複数拠点に分散導入されたSMARTCABINET™を集中管理する専用のアプライアンスで効率的かつシンプルな運用が可能
UPSと内蔵バッテリ
6kVAオンライン(常時インバータ式)UPSおよび内蔵バッテリでクリティカルなIT機器に送られる
クリーンな電源を確保。さらに、停電時に内蔵の空調へもバックアップ電源を提供
空調ユニット
最大冷却能力3kWでIT機器を直接冷却、停電時には内部UPSのバッテリによりバックアップ運転
スマートロック
SMARTCABINET™への安全なアクセスを提供、非接触ICカード、物理キー、リモート開閉制御
ラックPDU
PDU/ブランチレベルの計測と各アウトレットの
リモートオン/オフ制御
バーティブ(VERTIV)社について
VERTIV(NYSE:VRT)は、米国オハイオ州コロンバスに本社を置き、約21,000人の従業員を擁する130か国以上で事業を展開するグローバル企業です。クラウドからエッジまで拡張する電力、空調、ITリモート管理といったデジタルインフラの総合プロバイダーで、高度なソリューションと専門知識で今日のデータセンター、通信ネットワーク、および商業施設や産業施設が直面する重要な課題を解決します。また、顧客の重要なアプリケーションが継続的かつ最適に実行され、ビジネスニーズに合わせて成長することを保証します。VERTIVの詳細、最新ニュース、製品とサポートの情報ついては下記をご覧ください。www.vertiv-jp.com
DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社について
日本においてDKSHは、DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社、およびDKSHジャパン株式会社で構成されています。両社は、世界36のマーケットに870拠点を有するスイスのグローバル企業「DKSHグループ」の一員です。1865年(慶応元年)に横浜で創業した「シイベル・ブレンワルド商会」を源流として、日本の産業と文化の発展に貢献してきました。現在、DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパンは「消費財事業部門」、「テクノロジー事業部門」の2つの事業部門を展開しています。テクノロジー事業部門は、各種産業機械、工作機械を中心に欧米およびアジアの一流メーカーの最先端テクノロジーを幅広く提供するとともに、質の高いアフターサービスをお届けしています。一方、DKSHジャパンは、生産資材事業部門を運営しております。